〈総合的有害生物防除管理業務〉
SERVICE
食品・医薬品、化粧品・容器、
包材工場・物流倉庫・スーパー・飲食店における
総合的有害生物防除管理業務
工場等内に侵入する要因がある
・工場等周辺に隠れ処がある
・開放された扉がある ・誘引源(光・臭い等)がある
・原材料等に付着して持ち込み
・給気設備のメンテナンス不備等バリア機能の問題
工場等内での生息可能な要因がある
・工場内に隠れ処や生存に適した空間がある
・生存に適した温度がある
・生存、繁殖に必要な餌がある
原因はシンプルなものの、害虫等生き物が
相手です。
想定通りの動きをしてくれるとは限りません。
発生の原因を特定し解決し、その状態を維持していくためには、様々な角度からの調査が必要です。
モニタリング調査とは、工場内の設備・運用の問題、異物混入への危険性を評価する目的で、
一般的に、トラップを用いて行われます。
害虫類は内部発生可能種と外部侵入種に区分され、特に注視すべきは内部発生可能種ですが、
害虫の種類によって餌や生息箇所が異なるため、害虫の種類を特定することなく適切な対策はとれません。
皮肉にも、害虫が施設の状態、問題点を教えてくれます。
同定モニタリング報告書
家内工業から大規模工場での製造に移行した頃から「整理」「整頓」「清掃」の重要性が認識されるようになりました。 これが、3Sです。特に食品製造においては、食品に悪影響を及ぼさない「清潔」な環境作りを目的とし、3Sに実効性を持たせるための「しつけ」が加わり、5Sと呼ばれるようになりました。今では、5Sの概念も見直されることとなり、「清掃」をひとくくりにするのではなく、「清掃」「殺菌」「洗浄」の3つに分け、異物混入対策だけでなく、微生物汚染を確実に防止するための7Sという概念が生まれています。
モニタリング調査とあわせて行うのが、インスペクション(目視調査)です。
異常が発生してからの事後対策では遅いので、今後起こり得る害虫等によるリスクを回避するため、
建物の構造、働いている人(意識)、環境を総合的に診断します。
同定モニタリング報告書
インスペクションとは、目視により工場(製造環境)の内側と外側をくまなく調査・点検し、ハード面、ソフト面に関する問題点をピックアップするということです。 工場の状態を事細かにチェックするので、場合によっては工場診断や防虫診断などと呼ばれます。
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